第15回 「朗読の日」 ダイジェスト
毎年6月に東京で開催される朗読会が、お陰様で今年も無事終了ました。
これは、NPO日本朗読文化協会が主催する 「朗読の日」 という公演で、毎年全国から会員が集い、
作品の発表を通して、朗読の楽しさを皆様にお伝えするもので、まさしく年に1度の 「朗読の祭典」 です。
15回目を迎えた今年は、「第15回記念公演」 と銘打って、銀座の博品館劇場を会場に、6月17日㈯、18日㈰の2日間、
4つのステージに延べ100人以上の会員が登場し、延べ1200人のお客様がお越し下さいました。
今年は、「もう一度聴きたい あの作品を」 というサブタイトルのもと、
これまでの上演作品から、もう一度聞いてみたいという声が高かった作品や、
スタンダードの名作、古典、現代作品、童話、など、バラエティーに富んだ内容の上演でした。
私はこの 「朗読の日」 の公演には、第2回から参加してきましたが、通算12回目となる今回は、Bステージの 「司会」 と、
先崎 仁思 作 「おとうさんの家、ぼくの家」 を朗読しました。
この作品は、新聞に掲載された福島での出来事をもとに書かれたもので、
震災で犠牲になった 「犬の親子」 の会話を通して、震災への思いを語るもので、2013年の第11回公演で朗読しています。
http://www.stage-up.info/contents/cat9/11.html
震災から6年。
「忘れない」 という思いを胸に、天国に昇った犬の親子に、あらためてこの作品を捧げました。
当日は、作者の先崎 仁思さんもいらしてくださり、
「今回は、仔犬の気持ちで読んで下さっていて、更に感動しました!」 という感想を頂き、胸をなで下ろしました。
全ステージ上演後、会場で行われた 「閉会式」 では、加賀美幸子 朗読名誉会長 から、
「A~Dステージ、それぞれ味も内容も力のありどころも違いながら、誠に魅力的でした」
という貴重な嬉しい総括を頂きました。
この達成感があるから、また来年もこのステージに立ちたいと思うのです。
ご来場いただきました皆様、陰ながら応援して下さった皆様、そして出演者・スタッフとしてご一緒させて頂きました皆様に、
この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
この 「朗読の日」 の公演は、プログラムの作成から、チケットの販売・管理、当日の会場運営など、
ほとんどすべてを会員が分担して作り上げていく朗読会です。
またNPO日本朗読文化協会には、朗読が好きな方ならどなたでも参加できますので、
興味のある方、ぜひご入会下さい!! 一緒に朗読を愉しみましょう!!
★第14回 「朗読の日」 の模様はこちら http://www.stage-up.info/contents/cat9/14.html
★第13回 「朗読の日」 の模様はこちら http://www.stage-up.info/contents/cat9/-13.html
★第12回 「朗読の日」 の模様はこちら http://www.stage-up.info/person/cat1/12.html
★第11回 「朗読の日」 の模様はこちら http://www.stage-up.info/person/cat1/11.html
★第10回 「朗読の日」 の模様はこちら http://www.stage-up.info/person/cat1/10.html
★NPO日本朗読文化協会のホームページを、是非ご覧ください。 http://www.rodoku.org/