はじめまして 千尋です!

  
朗読メンバーブログ [posted:2013.05.02]


先日、初めて長野先生の 「朗読」 を聞かせて頂きました。


私の中でこれまで 「朗読」 というと、テレビで何度か観た、テレビ局の女子アナウンサーが
ステージ上で椅子に座り、手元の本から目を離さずに、きれいな声でただ読み続けるといったイメージでした。

しかし、今回観て、聴いた 「朗読」 は、今までの物とは全然違うものでした。

視線は、話や台詞によって、お客様の方に向けられ、口調も登場人物によって変わる。
目の前や頭の中に広がる情景が、色までしっかり浮かぶようでした。

「朗読」 というものは、ただきれいに読むものではなく、読解力や想像力を必要とするものだと思いました。
それがないと、聴いていただくお客様に、物語や文章の良さを伝えることが出来ないと思いました。

また、読み手の解釈によっては、物語自体も違うものになってしまうかもしれないので、
作品の捉え方や、内容の理解がとても重要で、責任のあることだとも思いました。


「朗読」 は、とても奥の深い世界ですが、
いつの日か自分もそんなふうに読めるようになりたいと思った一日でした。

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