「スタッフからの声」 ②
12月8日に開催した朗読会 「ライブリーディング ブーケ vol,2」 では、
現在ステージ・アップで司会の勉強をしているメンバーが、スタッフとして手伝ってくれました。
今日は、当日の 「スタッフの声」 をお届けします。
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ステージ・アップの朗読会 「ライブリーディングブーケ」 に、受付スタッフとして参加しました。
「朗読」 と言うと、子どもの頃母に読んでもらった 「童話」 や、
小学校で先生に読み聞かせてもらった 「文学作品」 などしか記憶に無く、
「朗読会」 というものがどのようなものなのか、具体的に想像がつかなかったので、
スタッフとして参加できることをとても楽しみにしていました。
本番前のリハーサルで、出演される皆さんの朗読を初めて目の当たりにしました。
初めは少し緊張した様子でしたが、それぞれの作品に気持ちを込め、
一つ一つの言葉を大切に読んでいることが伝わってきて、早くも感動してしまいました。
「本番お客様が会場に入ったら、一体どんな雰囲気になるのだろう」 と、一層楽しみになりました。
受付をしていたため、第一部の最初は見ることができませんでしたが、
会場の外で聞いていても、皆さんのよく通る透き通った声が聞こえてきて、
朗読会が順調に滑り出したことが、手に取るように分かりました。
そして、会場で実際に聞いてみると、朗読する方の声だけでなく、
しぐさや表情が、その物語の世界に引き込む、重要な役目を果たしていることが分かりました。
会場のお客様一人一人が、物語の世界に引き込まれ、同じ感動を共有していることを実感できる、
何とも言えない素晴らしいひとときでした。
最後に、矢野竜広さんの 「当たり前のこと」 という詩を、全員で朗読しました。
日常にある 「当たり前のこと」 に感謝をすることの大切さをうたった、この詩の素晴らしさと、
カーテンが開いて目の前に広がった美しい夕陽に、思わず涙がこみ上げてきました。
「言葉を心の窓にして」 ステージ・アップのキャッチフレーズであるこの言葉を、
これほど強く実感できる機会は、他には無いのではと思える瞬間でした。
今回の朗読会で、改めて言葉の持つ 「人を感動させる力」 日本語の持つ 「温かみ」
そして 「感動を分かち合う素晴らしさ」 を感じることができました。
これまで何気なく口にし耳にしてきた言葉にも、これからはアンテナを張って、
美しい言葉や表現を、自分の中に蓄積していこうと思いました。
そして、自分の言葉で一人でも多くの方を、温かく幸せな気持ちにしたいと改めて思いました。(西尾弓子)