「スタッフからの声」 ④
12月8日に開催した朗読会 「ライブリーディング ブーケ vol,2」 では、
現在ステージ・アップで司会の勉強をしているメンバーが、スタッフとして手伝ってくれました。
今日は、当日の 「スタッフの声」 をお届けします。
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先日 「ライブリーディングブーケ」 のお手伝いをさせて頂きました。
今まで 「朗読」 に携わったことはなく 「朗読会」 はどんなものだろうと
期待しながら当日を迎えました。
会場はホテルの21階で、大きな窓からは遠くの山が見えるくらい見晴らしが良く、
心が広く穏やかになるような気がしました。
10時からのリハーサルは慌ただしく時間が過ぎ、あっという間に本番となりました。
お客様が来場すると、椅子を追加しなくてはならないくらいの混みようで
私は、お客様の上着をお預かりすることで精一杯となってしまい、
お席にご案内することが思うように出来ませんでした。
第一部が始まると、それはまるで夢の世界のように、私は 「作品」 に吸い込まれていきました。
第一部は 「朗読講座」 の皆さんで 「感情」 が 「言葉」 となって表現されていました。
特に私が印象に残ったのは、童話 「ゆめのゆめのサーカス」 と、小説 「夢十夜」 でした。
どちらの作品も、目の前に情景が浮かんでくるようで、臨場感のある朗読でした。
第二部は 「ステージ・アップ」 の皆さんで、実に堂々とした朗読で、
それぞれの場面での声の変化や、間の取り方など流石だなぁと実感しました。
第二部では、小説 「蜘蛛の糸」 と 「お辞儀」 が印象に残りました。
最後の 詩 「当たり前のこと」 の全員での朗読は、感動して涙が出てしまい、
言葉がつまってちゃんと読めませんでした・・・。
振り返ってみると、普段は 「詩」 や 「エッセイ」 を読むほうが好きな私が、
「童話」 や 「小説」 に特に心を吸い込まれたように思い、不思議な気持ちになりました。
これが先生のおっしゃる 「文字」 から 「生きた言葉」 への 「言葉の持つ力」 なんだと感じました。
今回見学をさせて頂き、朗読を通して 「生きた言葉」 「言葉の持つ力」 について
大変勉強になりました。
今後はこの経験を生かし 「司会」 への学びへとつなげていきたいと思います。
貴重な経験をありがとうございました。 (佐藤 真紀子)