柏倉九左ェ門家の仏前結婚式
春も近づきブライダルシーズン到来です。
おかげさまで引っ張りだこの長野ですが、
今回はメディアも注目した挙式のご報告をいたしましょう。
先日山形県中山町にある「出羽の国の大庄屋柏倉九左エ門家」にて、
長野がMCをつとめる挙式がおこなわれました。
柏倉九左エ門家は1653年頃に柏倉門伝(現在の山形市)よりこの地に移り住み
1731年から15年間にわたり山形藩堀田領蔵増組の大庄屋を務めた旧家。
築360年程の屋敷は現在も16代当主の住居になっています。
仏蔵には鎌倉初期のものと伝えられる阿弥陀如来像が安置され、
今回この仏蔵にある仏間が挙式会場となりました。
長野のキャリアを持っても、仏前結婚式の司式者は初めてのことでした。
今回は特に思いの入れの強い仕事らしく、初めての仏前挙式に向け
仙台の由緒ある寺院に赴きプランナーと共にご上人さまより教授を受けました。
それを参考にしながら時間をかけて、柏倉九左エ門家ならではの仏前挙式進行を練り上げました。
主役の二人の打ち合わせ時の印象は、「いまどきのお嬢さんと彼氏という印象を受けた」
と言っていた長野だが、当日、白無垢・綿帽子の花嫁と羽織袴の新郎からは、
ハッとするようなただならぬ緊張感が漂い、挙式開始の第一声は震えた、
とベテランMC長野がつぶやきました。
なぜこんな若いお二人が、船出の場所をこの旧家に選んだのか、
今時の若者には珍しいと感じていたその思いが払拭された瞬間だった。
式は会場となった仏間が持つ荘厳さと相まって、神々しいものに包まれたように粛々と進行していきました。
そうして挙式を済ませたお二人の顔は満面の笑みで溢れ、
阿弥陀如来さまの祝福を享受したとの確信に安堵しているようにすら見えました。
後日長野は
「この瞬間に立ち会わせていただくこと、身が引き締まり厳粛な気持ちになりました。
柏倉九左エ門家はある意味パワースポットのようです。お二人の思いとこの場所の持つ力が
相乗効果になり、今まで感じたことのない強い幸せオーラをいただいたような気がしました。」
と語っていた。
長野にとって忘れられないお二人の笑顔、末永くお幸せに!
今後、一組、また一組と挙式者が増えていき、柏倉九左エ門家と言えば「花嫁・花婿」が似合う場所、となることをステージ・アップは願っています。