「宮城県統計調査員協議会連合会」 の研修会で 講演をしました。

先日 「宮城県統計調査員協議会連合会」 の研修会で、講演をさせて頂きました。
会場は、東京エレクトロン宮城の602中会議室。
参加して下さったのは、県内や市町村の統計調査員協議会の役員の方や職員の皆さん。


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今回、講演の依頼を受けて 「統計調査員」 というお仕事について、改めて勉強する機会を頂きました。
そして正直 「統計調査員」 という仕事は、なんて大変な仕事なんだろうと思いました。


総務省のHPの 「統計調査員の仕事」 という項目に、こう書いてあります。

◆統計調査員は、総務大臣等又は都道府県知事から任命される非常勤の公務員として、
国勢調査・労働力調査・家計調査・工業統計調査・商業統計調査などの統計調査に従事し、
調査対象である世帯や事業所などに、調査票を配布するとともに、
調査票に正しく記入して頂けるよう、統計調査の趣旨や内容などについて説明を行い、
記入された調査票を回収し、その点検・整理などの仕事を行います


また、 「統計調査員が担う役割と重要性」 という項目には、

◆統計調査の対象となる方々は、多くの場合、統計調査員が訪問して、
初めて自分が調査対象になっていることや、調査の内容について知ることになります。
このため、世帯や事業所といった調査対象の方々の中には、その調査について知らなかったり、
仕事が忙しかったりなどで、統計調査に協力して頂くことが難しいことがあります。
 と、書いてあります。

「急に来られてもねえ、今忙しいのよ~」
「統計調査って何? いったい何に使うの?」
「個人情報だから、教えたくない」
「あなた、本当に統計調査の人?」

こんな風に言われたことが、あるのではないでしょうか。
調査対象が隣近所の顔見知りで、普段からお付き合いがあれば、まだ受け入れやすいでしょうが、
そのほとんどは 「初対面」 なわけで、ましてや 「調査」 となれば、やはり相手は構えてしまいます。


何せ、今の世の中本当に物騒で、この頃の 「オレオレ詐欺」 や 「還付金詐欺」 は、
ご丁寧にも、自宅に 「通帳や現金」 を受け取りに来るのですから、全く困ったものです。


そうした状況の中を、「調査員」 の方々は、1件1件訪問するわけですから、
本当に大変なご苦労だと思います。


そこで今回は、   

『調査訪問時における コミュニケーション・マナー』 と題して、
「どうしたら初対面の相手に、快く受け入れてもらえるか」 についてお話をしました。

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前半30分は 「第一印象」 について

● 「笑顔」 の重要性や 「表情」 を輝かせるポイント
● 「身だしなみ」 のチェックポイント
● 「姿勢や仕草」 などの 「立ち居振る舞い」

などのいわゆる 「見た目の重要性」 について、お話ししました。


後半30分は

● 「声」 の質や速さ・ボリューム・口調など
● 「挨拶」 の意味と、仕方
● 「わかりやすく話すテクニック」 や 「気遣いを感じさせる話し方」

など、訪問先での 「言葉づかい」 や 「話し方」 について、具体的にお話しました。

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当日は、総会後でお疲れにも関わらず、男女合わせて100名近くの方が参加して下さいました。
皆さんとても熱心に参加して下さって、本当にあっという間の1時間でした。

研修会終了後、参加して下さった方から、

● 「具体的な例えを入れながら話していただけたので、わかりやすかった」
● 「身近な話だったので、ためになった」
● 「調査だけでなく、仕事や日常生活にも役立つと思いました」
● 「今後もこのような研修会があるといいと思う
● 「自分の地区でもお話ししてほしいと思った」

などの感想を頂きました。


宮城県統計調査員協議会連合会の皆様、そしてご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
今後、統計調査に該当したときは、積極的にお受けしたいと思います。
皆様も、どうぞ今後ますますご活躍下さいませ!!

講演会に参加して下さった方々からの感想は こちら
http://www.stage-up.info/voice/cat24/-29531.html