仙台市立 高森中学校で 講演をしました。
先日、仙台市立 高森中学校 の 「故郷復興プロジェクト集会」 で 講演をさせて頂きました。
参加して下さったのは、1学年と2学年の生徒210名と先生方。
「故郷復興プロジェクト集会」 は、
震災から7年が経った現在、震災の体験や復興に向けた取り組みを語り継ぎ、
風化させない意識の高揚を図るとともに、地域社会に貢献する気持ちを育むためのプロジェクトで、
今回は、『言葉を心の窓にして~生きた言葉で幸せに~』 と題して、
「言葉が持つ力」 を意識して、日頃から 「生きた言葉」 を使って、
物事を人生を 「いい結果」 に導いていきましょう!! というお話をしました。
前半30分は
● 私自身がけがをした時に掛けてもらった様々な 「励ましの言葉」 を通して、
「言葉の持つ力」 や 「言葉に宿る力」 について、
私のHPのブログ記事を朗読するスタイルで、進めました。
私自身の 「怪我の話」 では、小学生からの励ましの言葉に、思わずクスッと笑いが起こったり、
病院の先生の言葉の力に 「へ~」 と驚きの表情を見せる生徒さんもいました。
後半30分は
● 人の命を救う 「病院の先生の言葉」
● 震災の時に、9日振りに助かった 「祖母とお孫さんの話」
● 横浜で起こった 「殺人事件の話」 など、
「命にかかわる 生きた言葉」 について、お話しました。
講演会のフィナーレは、
矢野 竜広 作 「そこに日常があった。」 より 「当たり前のこと」 という詩を、
全員で声を合わせて読みました
「太陽がのぼること~」 で始まるこの詩は、
「当たり前に思えてしまうこと その一つ一つが 本当は奇跡」 という内容で、
ステージ・アップの朗読会や、朗読ボランティアなどでいつも最後に、参加者全員で読んでいる詩です。
2011年のあの震災を経験した私たちにとって、いつ読んでも胸に迫るものがあります。
参加者全員と声を合わせて読んだ時、全員の心が一つになったように思いました。
皆さんとても熱心に参加して下さって、本当にあっという間の1時間でした。
講座終了後、参加して下さった生徒さんから、
● 「言っていい言葉や、言葉の使い方について振り返ることが出来て良かった」
● 「人によって言葉の受け取り方が違い、言い方や表情でも意味が変わるということが印象的だった」
● 「1つの発言に責任を持ち、相手の気持ちや言葉の意味をしっかりと考えてから発言したいと思った」
● 「いつもはインタビューする側が、インタビューをされたことが1度だけあるという話が、面白かった」
● 「言葉は、人間と人間を結ぶ大切なものだと、改めて知ることが出来た」
● 「人として、やっていいことと悪いことの違いは、知るべきだと思った」
● 「一人一人が同じ世界に生きていつつ、対等な関係だということを理解すべきだと思った」
などの感想を頂きました。
高森中学校の生徒の皆さん、そして先生方、ありがとうございました。
「言葉」 は、人間に与えられた 「特性」 です。
「言葉」 は、言葉通りの 「現実」 を運んできます。
これからも 「ボジティブシンキング」 「ポジティブトーキング」 で、
マインドアップしていきましょう!!