「保春院 正悟和尚 退山慰労会」 で司会をしました。
7月7日 保春院 において 第19世 絶境正悟和尚 の 「退山式」 が行われました。
少林山 保春院は、臨済宗 妙心寺派のお寺で、伊達政宗公の母 義姫の菩提寺です。
正悟和尚は、平成10年5月に 保春院の第19世住職 として晋山され、19年11か月お勤めになりました。
10時から行われた 「退山式」 は、
・「本尊回向」・・・・・般若心経をお唱えして、ご本尊様に退山のご挨拶
・「開山歴代回向」・・・・・歴代の住職様方へ退山のご挨拶
・「檀信徒先祖供養」・・・・・ご先祖様方の総供養
・「本山感謝状」・・・・・住職と寺庭(住職婦人)へ、大本山妙心寺からの感謝状贈呈
・「記念品贈呈」・・・・・花園会から記念品贈呈(旅行券)
・「更衣」・・・・・受け継がれてきた袈裟や住職としての法衣から、晋山する前の服装に着替える
・「写真撮影」・・・・・本堂の縁側にて、全員で写真撮影
と、厳かに進みました。
ことに 「更衣の儀式」 で、正悟和尚が長男で新住職の真人和尚に、「袈裟・法衣」 をお渡しになる時、
「保春院をこれから宜しくお願いします!」 と立派な声でおっしゃった時、万感胸に迫るものがありました。
貴重な瞬間に立ち会わせて頂いたということを、改めて感じました。
退山式終了後、参列者全員での 「記念撮影」
本堂のお庭には、蓮の花がきれいに咲いていました。今年も 「蓮まつり」 が楽しみです。
その後12時から、市内のホテルで 「退山慰労会」 が開かれ、司会 をさせて頂きました。
花園会の鈴木会長 の挨拶・乾杯で 「慰労会」 はスタート。
参加者全員に当たる 「お楽しみ抽選会」 など
会は実に和やかで、正悟和尚の穏やかなお人柄そのもののようでした。
宴もたけなわ、可愛らしいお孫さんからの 「花束贈呈」 に、思わず相好を崩す正悟和尚とより子夫人。
結びに、正悟和尚から皆様へお礼のご挨拶。
「新住職を支えながら、300年持つと言われた本堂のこれからを見届けたいと思います!!」
という言葉に、会場は大きな拍手に包まれました。
お開き後のお見送りでは、記念の お線香 が皆様へ贈られました。とてもいい香りのお線香でした。
4人の息子さんが全員顔を揃えるのは10何年振りということで、感慨もひとしおのご家族。
このような機会に、司会としてお手伝いさせて頂いたことに、心から感謝します。これからもどうぞ宜しくお願い致します。