朗読会 「言葉を心の窓にして」 を終えて
1月26日㈯、13時30分から、大沢市民センターで行われた朗読会
「言葉を心の窓にして」 お陰様で盛況のうちに無事終了致しました。
これは、大沢市民センターの主催事業 「大沢朗々学園」 の公開講座として開催されたもので
前日からの大雪にもかかわらず、講座の受講生など30名近くの方がお越し下さいました。
センター長の挨拶から始まった朗読会は
大橋鎭子さんのエッセイ 「すてきなあなたに」
倉本聡さんの大人のための童話 「ニングルの森」 から 「お札」
向田邦子さんのエッセイ 「父の詫び状」 から 「お辞儀」
市民の皆さんから寄せられた震災への思い 「伝える思い・伝わる心」 と進みました。
「伝える思い・伝わる心」は、
仙台ひと・まち交流財団と市民センターの合同企画事業として
震災の体験を通して感じたことや今の思いを、60字の 「ことば」 として募集し、
皆さんから寄せて頂いた 「107編」 を冊子にまとめたものです。
それぞれの作品に大きく頷きながら耳を傾けて下さったり、時には目頭を押さえていらしたりと、
会場のお客様と出演者の気持ちが、ひとつに繋がったように感じた1時間半でした。
ステージ・アップの出演者も、そうした皆様のあたたかいまなざしに支えられて、
精一杯ステージを務めてくれました。
特にフィナーレに、お客様と出演者全員で声を合わせて読んだ
矢野竜広さんの詩 「当たり前のこと」 は、震災後の今 ひときわ感慨深いものがありました。
朗読会が終わった後に、お客様に書いて頂いたアンケートに
「身構えないで、心静かに聞くことが出来ました」
「肩もこらず、すてきな声に心が安らぎました」
「心も身体もリラックスできました」
「素晴らしい作品たちで、読んでみたいと思いました」
「誠意のこもった朗読を、ありがとうございました」
「文字に、声で魂を吹き込んで頂けたようで、感動しました!!」 などの感想を頂きました。
あらためて、当日会場にお越し頂きました皆様、大沢市民センターの皆様
そしてたくさんの応援を頂きました皆様、本当にありがとうございました。
これからも朗読を通して 「言葉を心の窓にして」 皆様にお届けしたいと思っております。