「八重洲朗読会」 に出演しました!
東京駅から徒歩5分。
八重洲ブックセンターの8階イベントスペースで、奇数月の土曜日、午後3時から開催される 「八重洲朗読会」
回を重ねて 113 回目 を迎えた3月、トップバッターとして出演させて頂きました。
当日は、天気予報の 「雨」 がはずれて、薄日のさす穏やかな一日。
開演前からお客様の列ができ、100名のお客様で客席は満杯!
司会の中村悦子さんの、涼やかな声で、朗読会スタート。
今回読ませて頂いたのは、向田邦子 作 「男どき女どき」 より 「嘘つき卵」
「男どき女どき」 とは、世阿弥の 「風姿花伝」 の中にある言葉で、
「人生は、思いのままになる時もあれば、ならない時もある」 という意味です。
平凡な日常生活の中の 「ささやかな幸せ」 と、その隙間に隠れている 「小さなトゲ」 を見事に描いた、向田邦子 最後の作品
30年以上も前に書かれた作品なのに、時代を超えたテーマが、心に響きます。
山本一力 作 「まねき通り十二景」 より 「桃明かり」 市原タツ子さんが、江戸情緒をたっぷりと聞かせてくれました。
サマセット・モーム 作 「ランチ」 軽快で洒落たお話を、松本由美子さんが品よく聞かせてくれました。
トリは、ベテランの小川弘子さん。 辻 邦生 作 「誇り」 を、臨場感たっぷりに読み上げ、客席を魅了していました。
朗読会終了後、お客様から
★ レベルの高い朗読会で、4作品どれも面白かった。
★ いずれも作品選びが良くて、朗読者の個性がよく出ていた。
★ 聞く楽しみを味わえた。
という感想を頂きました。ありがとうございました。
2005年スタート以来、ステージの構成・照明・音響・司会など、全て会員のみで運営している 「八重洲朗読会」
次回は、5月18日㈯ 15:00~16:30 開催です。どうぞお楽しみに!!