朗読劇 『口紅のとき』 を 終えて (小笠原清子)
12月3日㈯ ステージ・アップ主催の朗読劇 「口紅のとき」 が上演されました。
12月に入りお忙しい中、多くのお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました。
また、これまで、ご指導下さいました長野先生、舞台監督、音響...当日の受付など担当していただきました方々......
ステージ・アップの先輩方、そしてともに頑張ってきた朗読メンバーの皆さん......お世話になりました。
貴重な舞台にたつことができましたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
私の役は、鏡に向かって口紅をぬる母のうしろ姿を見て、
「母が知らない人のようで、自分を置いてどこかに行ってしまいそうでこわい」 と思う 「6歳」 のとき。
この日を迎えるまで......
長野先生から朗読を通して、様々なことをご指導いただきました。
《 物語の中の時代背景や、主人公の性格、家庭環境、色、風、匂い、登場人物の目に映るものなどを、考えてみること 》
《 書かれていない部分でも、想像を豊かにして、心で読みといてみること 》
そうすることで、物語の中でより際立つところがわかってきたり、
大切な部分をどんなふうに朗読したら良いのか?......と考え、読み込んでいくうちに、自然に間のとり方などが、わかってきたり......
長野先生は、これらを...練習を重ねて 《心の動くままに......》 朗読できるといいですね。と、教えてくださいました。
そうして、読み手が心の動くままに作品に近づくことができ
お聴きいただく方々に、物語がまるで映像として目に浮かぶようにお伝えできましたなら嬉しくおもいます。
いつも、応援してくださっている方々......以前お世話になりました職場の方々......友人......
会場にお越しくださいました皆様、ほんとうにありがとうございました。
多くの皆さまに支えていただきながら、公演の日を迎えることができましたことに感謝の気持ちでいっぱいです。心からお礼申し上げます。
これからも、出会った作品を大切に、朗読を楽しみながら頑張りたいと思います。 (小笠原清子)