「5人の仲間に感謝!」 (蓬田則子)
リビング仙台の 「大人のための朗読講座」 を受講したのは、平成27年の7月からでした。
その年の12月に、メトロポリタンで開催された 「ライブリーディング」 をみて感動し、
翌28年の12月は、メディアテークでの朗読劇 「口紅のとき」 で、スタッフとしてお手伝いさせて頂きました。
朗読講座には、お上手な先輩方がたくさんいらっしゃるので、まさか自分がステージに立つなどとは夢にも思わず、
先生から 「出てみない?」 とお声を掛けて頂いたときは、本当にびっくりしてしまいました。
出演が決まってからはもう必死で 「毎朝仕事に出掛ける前に1回読む!」 を自分に課しました
娘からの 「ママの読みはクサい!」 のブーイングにも負けず、とにかく練習の毎日でした。
当日は、会場の皆さまがとても良い反応で、たくさん笑っていただけて嬉しかったです。
娘も 「ママのところは暗記するくらい聞いたけど、ほかの方のは初めて聞いて面白かった!」 と申しておりました。
私が担当した 「胃」 は 「日本人の胃は、何が降ってくるか予測がつかないから大変!」 などと言いながらも、
「わたしらの仕事は、食べ物を一時的に貯めておくのと、あとはちょっとした消化活動をして、
そいつを腸の方に流し込むだけですから、ラクなもんです!」 と、結構お気楽な役どころ。
私は、最後の 「ラクなもんです!」 の所が好きでした。胃の特徴を一言で表している感じがするところと、
(これでそろそろラスト、締めくくりだな) という自分の気持ちもあいまって、ホッとでき、笑顔になれるところもです。
初めての経験でしたが、チームで5人一緒だったことがとても心強かったです。
5人で励まし合いながら、楽しんでレッスンできたことも良かったです。
普段の生活では決して得られない時間や仲間が増えて、これからも朗読を楽しんでいければいいなぁと思っています。
ご来場の皆様、客席からの声援、ありがとうございました。
そして長野先生、ご指導本当にありがとうございした。楽しかったです!!