朗読劇 「悪女について」 を振り返って (林 裕貴子)
朗読メンバーブログ [posted:2014.12.01]
今は、無事に終えられた事に安堵感を覚えています。
そして、時間がたつにつれ、挑戦して良かった~と言う思いが強く出てきています。
半年前に、出演を決め練習に取りかかった当初は、表現方法がうまく掴めず戸惑い通しでしたが、
長野先生からの細かいご指導や、イメージの作り方のアドバイスを頂き、
練習を重ねるうちに、楽しくて楽しくて、すっかり、"朗読劇の虜" になってしまいました。
また、今回の原作である有吉佐和子さんの 「悪女について」 は、実は、数十年前に一節だけに触れ、
なんと言う題名の本なのかと、ずっと探し求めていたものだったのです。
こんな形で、再会出来た事にも驚いています。
出演者一人一人の語りの中にキーワードがあり、それをバトンすることで話を繋げていく~
こんな素敵な朗読劇にメンバーとして参加出来たこと、素晴らしい作品に出会えた事を、心から嬉しく感じています。
朗読劇を見てくれた知人から、『想像以上の本格的な舞台で、一人一人が役になりきっていた。
今回登場していない主役の 『公子』 が、そこにいる様な錯覚を覚えた』 と、
なんとも嬉しい感想を頂けた事にも感謝の気持ちで一杯です。
" 言葉に想いをのせること、相手の心に響く言葉で話すこと" をこれからの課題としていきたいと思っています。
ご指導頂いた長野先生をはじめ、出演者の皆様、舞台監督さん、照明さん、当日お手伝い下さった皆様、ありがとうございました。
そして、当日お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。