ステージ・アップ 卒業のご挨拶 (弓子)

  
朗読メンバーブログ [posted:2015.03.31]

この度、結婚を機に仙台を離れることになったため、ステージ・アップを卒業することになりました。
短い間ではありましたが、ステージ・アップで学んだこと、経験したことは数え切れません。
感謝の気持ちを込めて、簡単ではありますがメッセージを送らせていただきます。

 
私がステージ・アップの門を叩いたのは2年前のことです。司会の経験も、知識も全く無い。
ただ、「自分の声や言葉を通して、人を笑顔にする仕事をしてみたい!」 という気持ちだけでした。
不安と緊張を胸に、初めて教室を訪れた日のことは今でもはっきりと覚えています。

 
レッスンや披露宴の見学では、司会という仕事の難しさや奥深さを実感する毎日でした。
トラブルが起きても慌てず冷静に対応する力、お客様に笑顔で寄り添う気配りや思いやり。
自分の持つ全ての力を結集して、夢のような時間をお届けする仕事。
長野先生がいつもおっしゃっていた通り、「司会は究極のサービス業」 そのものでした。

 
お客様の人生の節目に立ち会う覚悟を持ち、やり直しの効かない、失敗の許されない、
たった1度きりの舞台に立つ仕事。
こんなにも大変で難しく、同時に喜びとやりがいに満ちた仕事に出会えたことは、
本当に幸せなことだと思います。

 
故郷である仙台でデビューできなかったことは本当に残念です。
しかし、結婚式を迎える新郎新婦は全国にいらっしゃいます。
仙台を離れても、いつか私の言葉で幸せを届けられる日が来ると信じ、精進を重ねていこうと思います。


ステージ・アップでの経験を糧に、新天地・静岡でも引き続きプロの司会者を目指し頑張って参ります!
皆様本当にありがとうございました。 西尾 弓子


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