第12回 「朗読の日」 を終えて (長野淳子)
毎年6月に開催される東京での朗読会が、お陰様で先頃無事終わりました。
これは、NPO日本朗読文化協会が主催する 「朗読の日」 という公演で、
毎年全国から会員が集い、作品の発表を通して、朗読の楽しさを皆様にお伝えするもので、
まさしく年に1度の 「朗読の祭典」 です。
12回目を迎えた今年は、会場の銀座 博品館劇場に、6月21日㈯、22日㈰の2日間、
4つのステージに延べ100人の会員が登場し、延べ1000人のお客様がお越し下さいました。
今年も、スタンダードの古典に始まり、名作から現代作品、そして詩の朗読、
更に今回は 「特別企画」 として、各朗読教室の講師の指導による教室単位の朗読など
バラエティーに富んだ内容でした。
私はこの 「朗読の日」 の公演には、第2回から参加し、
これまでは、向田邦子さんの作品を多く朗読してきましたが、
通算9回目の参加となる今回は5人のメンバーで 「60歳のラブレター」 を読みました。
夫から妻へ、妻から夫へ、そして家族へ。 「60歳のラブレター」
この 「60歳のラブレター」 は、2000年11月22日(いい夫婦の日)に、
ご夫婦間のラブレターを、はがき1枚に綴る応募企画としてスタートしたもので
夫婦間の固い絆や、普段なかなか口に出せないご家族への感謝の気持ちなど
愛情あふれる思いが綴られていて、どの作品もそれぞれのご夫婦、ご家族の
歩んでこられた道のりや、情景が浮かんできます。
私は、「娘から母へ」贈られた想いを、朗読させて頂きました。
母親としての自分と重なるところのある作品で、感慨深いものがありました。
お陰様で、Aステージの 「司会」 も、Bステージの 「60歳のラブレター」 も、
そして、初めて実行委員としてのバッグヤードの仕事も、
すべてどうにか無事に務めることができました。
全ステージが終わった時、演出の先生に言われた
「みんな本番が一番良かった」 という言葉に、胸をなで下ろしました。
この達成感があるから、また来年もこのステージに立ちたいと思うのです。
来場いただきました皆様、陰ながら応援して下さった皆様、
そしてスタッフとしてご一緒させて頂きました皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
この 「朗読の日」 の公演は、プログラムの作成から、チケットの販売・管理、
当日の会場運営など、ほとんどすべてを会員が分担して作り上げていく朗読会です。
またNPO日本朗読文化協会には、朗読が好きな方ならどなたでも参加できますので、
興味のある方、ぜひご入会下さい!! 一緒に朗読を愉しみましょう!!
★NPO日本朗読文化協会のホームページを、是非ご覧ください。
http://www.rodoku.org/
★これまでの 「朗読公演」 はこちらから閲覧・ダウンロードいただけます。
http://www.stage-up.info/contents/photo/readinglist.pdf
★現在担当している 「朗読番組」 は、こちらからご覧いただけます。
http://www.stage-up.info/contents/radio.html
★現在担当している 「朗読講座」 は、こちらから閲覧・ダウンロードいただけます。
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★ステージ・アップの 「朗読メンバー」 は、こちらにアクセスを!!
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