朗読メンバーの披露宴で 「祝婚歌」 を朗読しました。
先日、ステージ・アップのメンバーの披露宴がありました。
花嫁は、ステージ・アップで 「司会」 の勉強をしていた 西尾弓子さん。
ステージ・アップの朗読会も、スタッフとして積極的にお手伝いして下さいました。
花嫁からの 「先生には、ぜひお客様としてご出席頂きたい」 という言葉に気を良くして
2人のメンバーと一緒に、お招きに与かりました。
ただしこのお招きには、新婦側の 「来賓代表の祝辞」 という大役がセットになっていましたが(笑)
当日は、「晴れ女」 の面目躍如。見事な快晴。
樹齢100年以上の木々の中にたたずむ 「蔵舞台神殿」 での挙式は、本当に厳かなものでした。
「三々九度の盃」 の時に、二人の門出を祝って、池の鯉が勢いよく跳ねました。
披露宴の会場は、仙台藩時代の造り酒屋の居間を復元したという、末広がりの八十八畳の大広間。
高い天井には、古木風の梁が設えられ、趣のある和の情緒に満ちていました。
披露宴は、新郎新婦からの 「ウエルカムスピーチ」 でスタート。
新郎はもちろんのこと、花嫁のマイクを持つ手が、とてもしっかりしていました。 (さすが!)
1本の木槌に手を重ねての 「鏡開き」 に続いて~升酒での 「乾杯」 (新郎新婦はず~と、笑顔!)
そしていよいよ、新婦側の 「来賓代表祝辞」
「司会者」 として長年マイクを握ってきましたが、「来賓代表祝辞」 というのは、さすがに初めて。
席に予め用意してあった 「お水」 に気づかず、係の人に 「お水をください」 と言ってしまったほど。
それでも司会者に紹介されてマイクの前に立つと、不思議なほど落ち着いて話すことができました。
❤ 新婦が私のところで 「司会」 の勉強を2年間していたこと。
❤ 順調に上達して、昨年は友人の披露宴の二次会の司会を頼まれて頑張ったこと。
❤ 友人の披露宴がきっかけで、本人の結婚話に弾みがつくのではと思っていたら、本当にそうなったこと。
❤ それからは、毎回レッスンに来るたびに、進捗状況の報告が楽しみになったこと。
❤ 結婚を機に静岡で暮らすことになった新婦に、静岡での司会デビューの際は、立会うことを約束して、
❤ 更に、新婦からのリクエストに応えて、吉野弘さんの詩 「祝婚歌」 を朗読。
そして、お祝の言葉は、末永い幸せを願って
「お二人の幾久しいお幸せを心からお祈りして、お祝いの言葉にさせて頂きます」 と結びました。
「末永く」 という言葉もいいですが、私は 「幾久しく」 という 「大和言葉」 が好きで、
この言葉に 「いつまでも変わらずに、永遠に、とこしえに」 という思いを込めました。
自分の出番が済んだあとは、心おきなく楽しませて頂きました。
新郎が花嫁に内緒で色打掛をご用意されて 「サプライズのお色直し」 があったり
会場のお客様全員が、新郎新婦を心から祝福していることが、感じられる披露宴でした。
お色直しは、純白のウエディングドレス。
お父様と入場された花嫁が、お父様から新郎へと委ねられるシーンは、やはり感動的でした。
私たちのリクエストに応えて、お肉での 「ファーストバイト」 をしてくれた二人。
さすがに学生時代からのお付き合いというだけあって、息もぴったりでした。
そして、披露宴のフィナーレは、花嫁からの 「手紙の朗読」 に続いて、両親への 「記念の品の贈呈」
今日まで温かく見守ってくれた 「家族への思い」 が伝わる、いいお手紙でした。 (泣かされました)
こうして、幸せの笑顔に包まれた披露宴は、お開きになりました。
楽しい時間は本当に早く感じるもので、あっという間の2時間半でした。
弓子さんおめでとうございます。弓子さんらしい、さわやかな披露宴でしたね!
すてきな笑顔を、たくさんありがとうございました。私は、弓子さんの笑顔が大好きです!
お互いに一番の理解者として支えあい、幸せな人生を歩んでください!!
どうぞ幾久しくおしあわせに!!