「朗読会」 に参加して  (小笠原清子)

  
朗読メンバーブログ [posted:2015.12.24]

12月6日日曜日の朝、玄関のドアを開けると空気が澄んでいて......
『冬の匂いがする...』 と心のなかでそう思って...... 透き通る冬の空気をいっぱい吸い込んで......会場へ向かいました。

メトロ②.JPG


私は、大橋鎮子さんのエッセイ 「ステキなあなたに」 の中から、「こどもの遊び場」「ごあいさつ」 の2編を朗読しました。


プログラム①.JPG リハーサル①.JPG


長野先生から 「ステキなあなたに」 を朗読するうえで、大切なことを教えて頂きました。

★『大橋さんは私たちよりも歳上のかたで、もちろん作品が書かれたのも何年も前のことですが、
どれも時代を感じさせない、色あせない内容です。
★また、大橋さんの優しさと、心のこもった温かな目線で書かれている作品も多く、
読んでいても、どこか懐かしい...心が温かくなるエッセイです。』

わたしの台本の余白には、大橋さんの気持ちが書き込んであります。

☆ここはこんな気持ちで...大橋さんの心温まる思いを伝えられるように......
☆次は、なにも言葉はかいてないけれど胸のなかで言う...
☆文章と文章の間(ま)読むのではなく......語る
☆自分の語りで、喋り言葉できかせる......大橋さんになる


また 「ごあいさつ」 には登場人物が何人かでてきます。
☆読み手はひとりでも、聞いている方々に役柄がわかるように声のトーンをかえる。

素適な 小笠原さん①.JPG 素適な 小笠原さん③.JPG 素適な 小笠原さん⑤.JPG


そして長野先生から、ご指導いただきましたなかで、一番印象にのこっているのは

★『おききいただく方々に朗読を通して......情景が時に、
自分の中の思い出に触れて懐かしさまで感じられる......ということがあるといいですね~』

台本の左側の余白に言葉を書きとめました。なんてステキなことなのでしょう......

わたしは...大橋さんの優しい気持ちを大切にしながら、
懐かしさや、ほっと温かな心を皆さまにお届けできるよう読み込みました。


素適な 小笠原さん②.JPG 素適な 3人①.JPG


「すてきなあなたに」 は3人で 「すてきチーム」 と呼び,今回もチームで頑張りました。
チームで 「ライブリーディング ブーケ」 に向けて歩き出すことは重要で、その思いまでがパワーになるような気がしました。

フィナーレ①.JPG 当たり前のこと⑪.JPG


12月の寒い中、会場にお越し頂きました皆さまに心から感謝申し上げます。
会場内が心地よい時間となりましたなら、幸いに思います。


お見送り⑤.JPG 花束⑥.JPG

そして、長野先生をはじめステージ・アップの先輩方、当日のスタッフの皆さまに感謝します。
本当にありがとうございました。