「ライブリーディング ブーケ Vol,1」 を終えて (島尾尚子)
こんにちは 島尾尚子です。
今日は、11月20日 仙台エクセルホテル東急で開催された 「ライブリーディング」 のご報告です。
ステージ・アップが発足してから10年以上経ちますが、メンバー揃ってのイベント開催は、なんと今回が初めて。
長野代表のもと、メンバーが立ち上がるきっかけとなったのは、
仙台エクセルホテル東急のクローズを目前に控えていたから。
ステージ・アップで司会者として活躍しているメンバーは、東急を学びの場とし、東急でデビューを飾った者がほとんど。
我々の原点となった会場 「東急」 がクローズする前に何かを・・・と、企画したのが 「ライブリーディング」 でした。
様々な想いを抱きながら迎えた ライブ当日。
私は、カメラを持参して いざ、会場へ!
まずは朝一番、澄んだ空気の中に佇む東急の外観をパシャリ!!
まるで観光客のようでしたが、出発点となった全てを残しておきたいという思いから、
指が自然とシャッターボタンへ・・・看板から司会台まで写真に納めてきました。
ということで、いよいよ 「ライブリーディング」 スタート!
アンティーク調のお洒落な家具や小物が飾られた会場。ヨーロッパの邸宅を思わせるような素敵な空間。
ウェルカムドリンクやデザートビュッフェもあり、まるでホームパーティーのような雰囲気でした。
レストランウェディングにも使用されていた 思い出の場所で、
電子ピアノの 優しいメロディーが流れる中、
メンバーそれぞれに、様々な思いを乗せて ステージに立ちました。
ステージの背後は 全面ガラス張り。
外の木々から 落ち葉がひらりひらりと舞い降りる様も 素敵な演出のひとつ。
優しい時間に包まれ、まるで夢のようなひとときでした。
お客様にとっても、癒しのひとときとなったのではないでしょうか。
フィナーレは・・・
お客様と一緒に 「当たり前のこと」 という詩を 群読しました。
日々の小さな幸せを思い出させてくれる 素敵な詩です。
そして・・・
会場にいる全員が 一つの詩を通して一体となり、ライブリーディングは、
お客様の笑顔と盛大な拍手で 幕を閉じました。
私事ですが、10歳になる息子が 会場に足を運んでくれました。
ライブリーディングにお越し頂いたお客様には、お帰りの際に
記念にバラの花を一輪ずつお贈りしたのですが、
バラを手にした息子は 「このバラ、大切にしなくちゃね。」 と一言。
そのバラは、知的障害者 通所授産施設 ローズガーデンの皆さんが、
心を込めて栽培した バラの花だったのです。
その一輪のもつ価値を 息子は感じてくれたようです。
その気持ちが枯れないよう、只今ドライフラワーとなるべくバラ達は我が家の天井から
プラプラとぶら下がっています。まるで クリスマスのオーナメントのようです。
ライブリーディングで披露した作品の中など 目には見えないちょっとしたメッセージ。
きっと、お越し頂いたゲストの皆様にも 朗読の深さだけではなく、
大切な何かを伝えられたのでは・・・と、思っております。
最後に・・・
当日お越し頂いたお客様始め、お世話になった協賛各社の皆様、
そして、我々の師匠 長野氏、ステージ成功に向けて共に頑張ってきたメンバー達。
多くの方に感謝の気持ちを贈ります。
そして・・・
沢山の経験と思い出をくれた 仙台エクセルホテル東急に 心からありがとう・・・