2011 秋 ブライダルファイル
【投稿日:2011.11.30】
2011年11月
絵巻のような素敵な結婚式が執り行われました。
場所は、仙台市茂庭にある「旧伊達邸 鍾景閣」。
その名の通り、伊達家ゆかりの邸宅として明治時代後期に建造され、
戦後は、知事公館としても活用された由緒ある建物です。
一時は、聖ウルスラ学院の学校施設としても利用されてきましたが、
昭和56年より茂庭の地に復元され、仙台市の有形文化財に指定されています。
そんな伊達文化香る空間で一組のご夫婦が新たなスタートを記しました。
鍾景閣は、これまでも何度か結婚式に利用されてきましたが、
会場オリジナルプロデュースとしては、なんと今回が初の試みでした。
その貴重な第一回目に、私も司会として参加させて頂きました。
披露宴会場が有形文化財であるということで、
開宴前は、まるで施設見学会のような雰囲気。
自由に建物の中を御覧頂いたあとは、いよいよ披露宴スタート。
鏡開きや餅つきなど、和の結婚式に相応しい演出を取り入れ、
終始和やかに進みました。
そして、鍾景閣といえば、なんといってもお料理。
伝統工芸である「仙台箪笥の中にお料理が納められており、
引出や扉を開く度に、感動を与えてくれます。
食べてしまうのがもったいないくらい、
見た目にも芸術的なお料理に、
お客様も大変喜んでいらっしゃいました。
鍾景閣のホームページでも箪笥料理を紹介していますので、
是非ご覧になってみて下さい。
新郎新婦を含め、皆で一からスタートしたオリジナル結婚式。
そこに、沢山の笑顔と感動が溢れていました。
関わったすべての人の中に、思い出深い結婚式として残ることでしょう。
2011年11月 ステージアップ 島尾尚子