「披露宴」 を見学して (その8)

今回は、気仙沼のはまなす海洋館での結婚披露会食会を、見学させて頂きました。
チャペルや披露宴会場から、海を見渡すことが出来る素敵な会場でした。


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当日の司会は、先輩の島尾さん。
人前結婚式の新郎新婦への内容説明も、はなます海洋館では司会者が担当するとの事。


リハーサルでは 「緊張するなぁ、段取りが覚えられるかなぁ・・・」 と
不安そうに何度も繰り返し言っていた新郎でしたが、本番では見事に新婦をエスコートされていました。
青空の下でのフラワーシャワーや記念写真は、とても心地よさそうでした。


結婚披露の会食会では、新郎新婦は和装にお色直しをして登場されました。
新婦がおめでたでいらしたので、メインテーブルの席にクッションを用意して
座り心地を確認しているスタッフの心配りに、とても感心しました。


披露宴に関する事前情報があまりなく、島尾さんは披露宴前も宴中も会場内を動いて
ゲストのみなさんからお話をたくさん伺っていました。


披露宴がシンプルな内容で、時間にも余裕もあったので少しでも演出が出来ないかと
色々と考えてスタッフとも相談をされていました。


そんな先輩の司会は堂々とかつ、凜としていてとても素敵でした。


当初カラオケは2曲予定されていましたが、島尾さんやスタッフの呼びかけもあり、
また歌好きのゲストの方が多く、気付けば6曲となっていました。


歌を披露されるお一人お一人に新婦からのメッセージ、と見せかけた
新婦のお母さまからのメッセージが島尾さんから読み上げられると、
新婦は心当たりがなく驚かれていましたが、歌うみなさんは嬉しそうに歌っていました。


よほど新郎新婦のご結婚がうれしかったのか、突然ゲストのお一人がご自身のお席で
「さんさ時雨」を歌い始めました。
私は「さんさ時雨」を聞いたのは初めてでしたので、とても新鮮でした。


みなさん日ごろからよく歌われているのか、一曲一曲に聞きごたえがあり、
新郎新婦お二人の結婚を心からお祝いしていることが伺えました。


仙台市内のホテルやゲストハウスとはまた違った雰囲気があり
会場のスタッフとゲストの方々との距離感が近く、とても心温まる会食会でした。