「披露宴」 を見学して (その11)
披露宴を見学させて頂きました。
今回は列席者が多く、披露宴に先駆けて行われたセレモニーでは、
新郎新婦の姿が見えにくかったり、お客様の声でアナウンスがかき消されたりと色々ありましたが、
フラワーシャワーと拍手でお二人送る花道は、お客様の数だけ長く華やかでした。
そうした中で先輩は、披露宴が始まると、いつも以上にお客様への確認などで
広い会場を忙しく動き回っていました。
先日、友人の披露宴に出席した時に、司会の方が目の前にいて写真を撮影出来ないことがありました。
ケーキ入刀など新郎新婦の近くでその様子をアナウンスする時の司会者の立ち位置は
お客様の邪魔にならないことが鉄則です。
お客様の多い中、絶妙な場所に位置取りされていた先輩はさすがだなと感心しました。
新郎新婦のウエディングケーキ入刀、ファーストバイトに続いて
新婦のお姉様ご夫妻へのケーキ入刀のサプライズプレゼントがありました。
その様子をご覧になって、新婦のお母様が涙ぐまれていたのが印象的でした。
お色直し後は和装での再入場。
初めて見る 「長持行列」 そして 「長持歌」 も生唄での披露。
前回の見学も新郎新婦が和装を披露されていましたが、
着物の美しさや古式ゆかしい日本の結婚式の良さを感じる事が出来ました。
新郎新婦がお客様と楽しむ企画がしたいとのことで行った、腕相撲大会は大変盛り上がりました。
打合せ時点では企画内容に改善点が多少ありましたが、当日はスマートな内容になっていました。
新郎新婦の希望に添いながら、披露宴がスムーズに進むような提案をして
プランニングする重要性を学びました。
ゲストの人数が多いとその分、それぞれのシーンの時間が長くなり、
次のシーンへのご案内のタイミングが難しいと思いました。
またお客様の数だけ賑やかになるので少しずつタイムロスがあり、
内容的にはスタンダードなものでしたが、予定時間を超えてのお開きとなりました。
私自身が司会をしたらどのようになっただろうかと、非常に考えながらの見学となりました。