「パパママ婚」 おめでとう!!
2月~3月にかけて、私は披露宴の司会のために、毎週のように気仙沼に通っています。
そこは、大谷海岸のすぐそばに建つ会場で、震災で大きな被害を受けながらも、
みごとに再建をはたし、今では毎週のように披露宴を行っています。
震災後、一度は閉館を考えたものの、それまで会場を利用していたお客さんからの
「やめないで!!」 の声に後押しされ、再開を決心したそうで
新しくなった会場は本当にきれいで、スタッフの人たちも、再開を心から喜び、
皆ハツラツと働いています。司会をしていてもとても気持ちがいい会場です。
この会場では、「海の見えるチャペル」 での挙式や、
式後のオープンデッキでの 「フラワーシャワー」 や 「バルーンリリース」 「写真撮影」 などが人気で、
主役の新郎新婦もお客様も、皆晴れやかな笑顔で過ごしています。
そうした中で、この頃多いのが 「お子さんと一緒の結婚式」 いわゆる 「パパママ婚」
新郎新婦は、すでに 「パパとママ」 になっているので、地に足がついた感じで、
お客様への気配りもとてもしっかりしています。
新郎新婦のお子さんも、その日がパパとママにとって、そして自分にとって
「特別の日」 だということがちゃんとわかるようで、とてもご機嫌に過ごしています。
披露宴では、「親子3人でのお色直し入場」 や 「ウエディングケーキのファーストバイト」 など
そばで見ていて、なんとも微笑ましいシーンがたくさんあります。
そんな新郎新婦とお子さんを見守るお客様の視線は、本当にあたたかく優しく、
皆さん心から、新郎新婦の新しい門出を祝って下さっているのが、よくわかります。
私自身 「おめでとう!!お幸せに!!」 と祝福のエールをおくります。
「司会の仕事をしていて良かった」 と思えるひと時です。
南三陸の海も、キラキラ輝いていました。