今年も 六郷中学校に職場体験のマナー研修で伺いました!
先日、仙台市立 六郷中学校 で 「職場体験」 に向けての 「マナー教室」 を行いました。
H27年・H28年・H29年・H30年に続き、5回目 の訪問でした。
「職場体験」 は 「自分づくり教育」 の一環として、
「自分の生き方を 『働くこと』 と 『人とかかわること』 を通して考える」 ことをテーマに行われるもので、
3~5名の生徒がグループになって、3日間同じ事業所に通い、実際の仕事を体験するものです。
職場は、
●児童館や幼稚園や保育園などの教育関係
●デイサービスセンターや特別養護老人ホームなどの福祉関係
●農業生産施設や農協などの農業関係
●スーパーやコンビニなどの販売・サービス関係
●市民センターや図書館などの公共施設
といった地区内にある35の事業所。
中には、自衛隊という、普段は中々入ることのできないところもあり、
どんな職場に行くかは、生徒たちの希望も聞きながら決めるということでした。
3日間の職場体験にあたり、研修は
★社会生活において、様々な決まりや制約があることを理解する
★互いの立場を理解し、時・場・相手に応じたマナーを身に付ける
★仕事をする上での心構え、コミュニケーションの取り方等、将来に役立つ力を身に付ける
以上を目標に、行われます。
当日は、30度近くの暑さの中、120名以上 の中学2年生 が体育館に集合。
講習会前半は 「職場体験の心構え」 や 「ビジネスマナーの重要性」 について講演。
また職場では、ただ見学するだけでなく、実際にお客様と接する仕事もあるので、
後半は 「表情」 「身だしなみ」 「立ち居振る舞い」 「挨拶」 「言葉遣い」 などの
基本的な 「マナー」 を、実際に動いたり声を出したりしながら、具体的に勉強しました。
初めは、目を合わせるとちょっぴり恥ずかしそうにしていた生徒たちも、
講習が進むにつれて、元気に返事をしてくれるようになり、みな積極的に参加してくれました。
本当にあっという間の60分でした。
生徒たちはみな明るく素直で、真っすぐな眼差しで熱心に耳を傾けてくれました。
この子供たちが、これからの日本を支えてくれると思うと、心強い限りです。
子ども達は 「地域の宝」 です!!
だからこそ、各事業所の方たちも、毎年生徒たちを温かく受け入れてくれるのだろうと思います。
一生懸命参加して下さった生徒さん、そしてお世話頂いた先生方、ありがとうございました。
「職場体験が将来の仕事を決める大きなきっかけになった」
という話を聞いたことがあります。
見ると聞くとは大違いで、実際にやってみて初めて分かることもたくさんあるでしょう。
それぞれの職場体験が、有意義なものになりますように、心から願っています。
講習会の終わりに、大きな 「花束」 を頂きました。とても嬉しかったです。
生徒さんたちの未来も、大きく花開きますように、心から祈っています。
講座終了後、担当の先生から、
◆ この度は、マナー講習会におきまして、本校生徒に熱心なご指導を賜り、深く感謝申し上げます。
生徒たちは、職場体験に向けての心構えや、これから社会で生きる上で大切な事を学ぶことが出来ました。
今回、ご教示頂いたことを、生徒・教員一同、職場体験はじめ学校生活に活かしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
という感想を頂きました。
120人以上の生徒が一人一人書いてくれた 「感想文」 は、改めて掲載します。どうぞお楽しみに!