たけのこ隊初参加
5月30日 ジェルブとエスプリの小濱さんが 毎年この時期に開催している
「柏倉家のたけのこ隊」に 初参加させて頂きました。
この「たけのこ隊」は 出羽の国の大庄屋「柏倉九左エ門家」で行われる恒例イベントで
築360年のお屋敷にある「仏蔵」のお手入れや「掛け軸」の交換、窓ふきや床掃除など
大人も子供も一緒に「お掃除奉公」をして 更にお屋敷の裏山にある「竹林」の手入れをしながら
ついでに「たけのこ」も掘っちゃおう!!というもので 6年目の今回は 24名が参加しました。
前日から ひめさゆりの花が綺麗な 里山のコテージで バーベキューで盛り上がり
(この前夜祭がまた かなりのもので 前夜祭だけで一つの記事が書けそうなくらいなのですが
それはまた 別の機会に・・・)
当日は お天気にも恵まれ 10時から ご当主の柏倉桂子様のご挨拶を頂いたあと
それぞれの持ち場について お屋敷の手入れがスタート!!
私は『窓ふき組』を担当させて頂きました。
柏倉家の窓は 今ではなかなか手に入らない 貴重な「ゆらぎガラス」で
一枚一枚丁寧に 裏も表も 丹念に拭きあげていきました。
一方『裏山組』は お屋敷の裏山にある『三嶋神社』(元禄4年建立)の参道を清め
隣接している竹林の手入れをしながら「たけのこ掘り」を体験。
今年は 寒暖の差が激しい日が多く「たけのこ」の伸び具合が心配されたようでしたが
どうしてどうして なかなか立派な「たけのこ」がたくさん採れました。
そして 作業が一段落したところで NPO法人 柏倉家文化村の会長「惣エ門家」の
奥様手作りの「たけのこご飯」と「たけのこの煮物」そして ご当主手作りの「たけのこ汁」と
「たけのこづくし」のお料理をご馳走になりました。おいしかったです。本当に!!
更に帰りには裏山で採れた たけのこや山菜を 参加者全員がお土産に頂いて
夕方 会は無事お開きになりました。
今回 この「たけのこ隊」に参加して 歴史や文化 そして伝統を大切にするということ
また 自然にふれあい 自然の恵みを感謝しながら頂くということ などなど・・・
ともすれば 日々の忙しさの中で 便利になりすぎた日常の中で 豊かになりすぎた生活の中で
忘れてしまっている 様々なことを ほど良い疲労感と 充足感を共に感じながら
気がつけば その夜は 朝までぐっすりでした。
「柏倉家」の様子は NPO柏倉家文化村のホームページに また山本やす子さんという写真家の方が
写真集を出していますので是非ご覧ください。とても素敵な写真が たくさん載っていますので。